東京2025デフリンピック ボランティア研修を受講
【東京2025デフリンピック ボランティア研修を受講しました】
私はこれまでも、地域・党派を超えた地方議員に呼び掛けて活動している「手話推進議員連盟」のメンバーとして活動しております。「手話言語法」制定を働き掛け、学校で手話を学ぶ機会の保障や、災害時の手話による情報収集の支援等を目指しています。神奈川県のように手話言語条例を制定済みの自治体もありますが、国の法整備(手話言語法制定)は進んでいません。この手話推進議員連盟の活動は「第14回マニフェスト大賞優秀賞<議会部門>」を受賞しています。
本年1月、私は「東京2025デフリンピック」のボランティアに応募いたしました。この件については、2月の神奈川県議会本会議・代表質問の場において、「障害者と共に学び、共に生きる施策」の一環として取り上げ、「聴覚障害者に対する情報コミュニケーション保障の推進」に触れる中で、公にさせていただいております。
ボランティア募集は、大会を支えるため、昨年11月15日から本年1月31日まで実施されました。定員約3,000人の募集に対し、最終的に18,903人もの応募があったと伺っております。実に6倍を超える高倍率からも、この大会への社会的関心の高さと、障害者スポーツへの温かい支援の広がりを改めて感じました。
私のもとには抽選結果の連絡が届かなかったため、落選したものと思っておりましたが、10日ほど前に「ボランティア研修について」というご案内メールが届き、当選していたことを知りました。通知を見落としていた可能性があり、申し訳ない気持ちもございますが、こうして活動の機会をいただけたことに、心から感謝しております。
私は手話を自由に使えるわけではありません。しかし、大会運営の基本方針には「障害のあるなしに関わらず、多様な人々が協働しながら活躍いただける体制を構築する」と明記されています。また、「活動内容やボランティアが有するスキル、経験等に応じて、バランスよく配置する」ともあります。
この素晴らしい理念のもと、もし私にもお役目があるのなら、どのような持ち場でも全力を尽くしたいと考えています。
本日、ボランティア研修(Volunteer Training: TOKYO 2025 DEAFLYMPICS)として、「ボランティア活動の心構え」「大会概要」「活動の基本」等に関する共通研修をオンラインで受講いたしました。
担当会場や役割は未定ではありますが、大会の成功、そして聴覚障害者スポーツのさらなる普及に少しでも貢献できるよう努めてまいります。

2025年07月05日 16:15