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8/22「政治分野における男女共同参画推進法」改正と地方議会の責務/日本大学 法学部 公共政策学科 林紀行 准教授/出産議員NW・子育て議員連盟オンライン勉強会

8/22「政治分野における男女共同参画推進法」改正と地方議会の責務―日本大学 法学部 公共政策学科 林紀行准教授・・・出産議員NW・子育て議員連盟オンライン勉強会

「政治分野における男女共同参画推進法」が今年6月に改正され、地方議会の責務も明示されました。同法成立の時から、出産議員ネットワークとして、地方議会の実情を踏まえた家庭との両立支援の体制整備等実効性のある施策を提起し、参議院内閣委員会附帯決議に反映されました。今般の改正で、地方議会の責務や両立支援の体制整備がよりしっかりと明記され、地方議会での積極的な取組が求められています。同法の課題や出産議員ネットワーク・子育て議員連盟の活動について2019年に論文を書かれている日本大学法学部 公共政策学科 准教授の林紀行氏と共に、地方議会での取組等について議論しました。

/日本で最初に情報公開制度をつくった自治体として知られる「山形県金山町」。自治体研究をするもので知らない人は、おそらくいないというほど有名な自治体です。読み方は「かねやままち」。学生当時、「かなやまちょう」「かなやままち」と読む学生が多く、その都度、指導教諭は、私たちに細かく注意していました。
関西圏を中心に「(町を)ちょう」と読む傾向が多く、関東周辺は「まち」と読むところが多いが、すべて一律ではない。すべて覚えるのは困難だが、自治体研究者たるもの、象徴的な自治体については把握していて当たり前。「(あなたの)名前を読み間違えることと同じで、本人は何とも思っていなくとも、呼ばれた方は気分を害する。」と言われたことを今でもよく、覚えています。私も名前を間違えたり、忘れることは多いので、人のことは言えません。

ただ、神奈川県議や神奈川県職員でも、県内自治体の町を「○○ちょう」と呼ぶことが多く、その度に不快に思います。神奈川県内の町は、全て「まち」と呼ぶからです。

素晴らしく見識のある大学の研究者で「政治分野における男女共同参画推進法」について、様々なところでお話をされているにもかかわらず、大磯町を「大磯ちょう」、葉山町を「葉山ちょう」と呼んでいたのには驚きました。
議会の男女同数を「パリデ」と言いますが、日本全国で現在唯一、パリデを実現している自治体の名前を間違えるなんて考えられません。(大磯町議会は、2003年から議会の中の女性割合50%を続けています。)
真面目そうな先生でしたから、特に不快には思いませんでしたが、町村自治体関係者や議会・議員は、結構気にするものなのです。そういうところに配慮できないから、上から目線と言われてしまうのかなとちょっと残念に思いました。

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県議会議員〈厚木市・愛川町・清川村〉

佐藤 知一

さとう ともかず

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